Water quality improvement system for ponds, lakes and rivers
Bio Egg
Clean with the help of microorganisms
水質浄化システム バイオ・エッグ
環境にやさしい水質浄化システム「バイオ・エッグ」は、個々の水質に合わせて
バイオ(微生物)を利用する、完全オーダーメイド方式の、水質浄化システムです。
「バイオ・エッグ」って?
どんな物?
8cmの球体
見た目はボール型の球体です。ケース自体は水中で分解されて無くなる素材です。
中身は?
微生物
水をキレイにしてくれる微生物を濃縮して機能性素材に付着させています。
どうなるの?
水をキレイに
微生物の力で「自然浄化」を
促進させ、水をキレイにします
特徴
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「バイオ・エッグ」を活用した水質浄化システムは、個々の池(湖・川)に、もともと生息する微生物を採取し、その中から浄化作用を促進する微生物(浄化微生物)を抽出し人工的に培養した後、元の池(湖・川)に戻すことで、自然浄化作用を取り戻す、環境にやさしい水質浄化方法です。
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「バイオ・エッグ」は、電力や化石燃料を必要としないため、環境に負荷を与えない浄化方法です。
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「バイオ・エッグ」のケースも、自然に分解する素材を利用しているため、ケースの回収等も不要です。
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「バイオ・エッグ」は、現地の元来の微生物を利用するため、他の通常の微生物による浄化方法が、外部から微生物を持ち込むために元の生態系を破壊するリスクと比較しても、環境にやさしい優れた浄化方法と言えます。
実績
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「バイオ・エッグ」を活用した水質浄化システムは、当社代表の横沢広嗣が、代表をつとめていた株式会社日本酵素工学研究所の事業として、2004年から約7年間実施していた事業です。
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2010年に家業を継ぐことになった横沢は、株式会社日本酵素工学研究所を休眠させて事業を休止していましたが、「生命の優れた機能に学ぶ」日本バイタルの企業理念にも適合するため、2021年3月、当該事業を休眠会社から譲り受けることにより、再開しています。
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以下の施行実績は、株式会社日本酵素工学研究所あるいは前身の有限会社ヒロ・バァイオ・システムズでの活動実績です。
ご紹介いただいた放送
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横浜カントリー倶楽部
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源氏山ゴルフ倶楽部
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千葉県リクリエーションセンター
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千手院(仏閣)
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養福院(仏閣)
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アサヒビール(小田原工場)
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アサヒビール(茨城工場)
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厚木国際カントリークラブ
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目黒区役所
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茨城県(静峰公園)
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多摩市役所一本杉公園
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川崎市役所むじなが池
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栃木県 犬塚公園
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厚木国際カントリー倶楽部
浄化効果
浄化前
浄化後
→
→
施行の流れ
ご相談
現地調査・水採取
改善策策定・ご提案
本契約
浄化微生物培養
バイオ・エッグへ充填
対象汚染水域の分析および調査を行い、現地に生息する微生物の中から浄化に必要な微生物(浄化微生物)を選定し、対象の水域に合わせたバイオ・エッグを設計・調合します。
汚染状況にあった最適な浄化方法をご提案させていただきます。
完全なオーダーメイド型のため予約制となっています。
まずは、お問い合わせください。
バイオ・エッグ散布
料金
完全なオーダーメイド型のため現地調査後お見積もりをさせていただきます。
料金の全体的な例は参考までご覧ください。
まずは、お問い合わせください。
お見積もり例
基本料金 200,000 円
(バイオエッグ100個を含む
調査分析として前受 50,000円を含む)
交通費・輸送費 50,000 円
追加バイオ・エッグ料金(数量比)
200個 x 2,000円 400,000 円
合計 650,000 円
バイオ・エッグのお申し込み・お問い合わせ
バイオ・エッグ豆知識
他の浄化方法との比較
対象成分への効果
浄化処理方法
アンモニア
態窒素
亜硝酸
態窒素
硝酸
態窒素
長所
短所
イオン交換法
○
○
○
-
低濃度の窒素のみ有効
-
再生排水の処理必要
-
コスト高
ゼオライト吸着法
○
✖️
✖️
-
低濃度の窒素のみ有効
-
再生排水の処理必要
-
コスト高
膜分離法
△
○
○
-
回収・再利用可能
-
イニシャルコスト高
-
膜のファウリング
アンモニアス
トリッピング法
○
✖️
✖️
-
高濃度の窒素のみ有効
-
発生ガスの処理必要
湿式触媒酸化法
○
△
△
-
硝酸・アンモニアの同時処理可能
-
金属類共存は触媒毒
スルファミン酸
添加法
✖️
○
✖️
-
亜硝酸処理には有効
-
薬剤コスト高
-
薬剤自身が窒素源
不連続塩素法
○
✖️
✖️
-
イニシャルコスト安
-
副生成物の処理が問題
他のバイオ処理
△
△
△
-
設置場所が不必要
-
簡単施行
-
イニシャルコスト安
-
効果発現力の不備
-
培養装置の設置
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投与回数が多い
-
ランニングコスト高
-
他地域の微生物持込みの為、生態系の破壊
バイオエッグ
○
○
○
-
設置場所が不必要
-
簡単施行
-
土着菌利用の為、効果発現力が高い
-
薬剤処理に比べ時間が必要
バイオ・エッグの中身の変化
バイオ・エッグを池に投げ入れてしばらく経つと、その表層部において、数々の微小動物が確認されようになります。これはバイオエッグ充填物内部に生息する原生動物を含む微生物類を中心とし、それらの排泄物あるいはそのままの固体を食餌とする植物性/動物性プランクトンが集積するためです。
バイオエッグを開け、内部充填物を観察すると、分散して充填した素材が、互いにくっつき合い大きなフロックとなって存在するようになります。これは、充填物の細孔に微生物がうまく定着し、微生物が直接産生する粘着物質類によりそれぞれの素材がまるで接着剤で付けたかのようにくっついている為です。
さらに、バイオエッグ表層部には、水棲動物の卵が確認されます。
このように、投入したバイオエッグは数々の微生物の住処となり、水域を自然浄化する「核」となるのです。
軟体生物→
水棲昆虫卵
↓
甲殻生物→
再付着充填物質
↓
←軟体生物
バイオ・エッグの応用① 〜 ビオトープ蘇生
バイオ・エッグは内部充填物を変えることによって様々な環境資材に変化させることができます。
生物多様性空間をつくり出すことが可能です。春には水生植物や水生昆虫の命の息吹を感じ、夏期にはこれらの生命力の強さ、逞しさを感じ、そして秋、冬には休眠と次の世代への活力の温存を感じ取ることができます。
写真は、植物の種子と昆虫の卵、シジミの稚貝が充填された「野池の卵」です。これらは、水に入れると自然に発芽、成長、拡散し、数々の昆虫や植物が宿るビオトープに変化させることができます。
バイオ・エッグの応用② 〜 ホタルの育成
バイオ・エッグを活用しホタルを育成することも可能です。
ホタルの卵、幼虫が食する生物、そして植物の種子などを加えることで、バイオ・エッグを水に入れておくだけで、ホタルを育成することができます。
バイオ・エッグの応用③ 〜 微生物拡散装置
バイオ・エッグとともにマイクロバブルを発生させる拡散装置を併用することによって水域全体に効果的に微生物を循環させることもできます。
微生物拡散装置
微生物拡散装置の利用写真
微生物拡散装置は、バイオエッグから沁み出す浄化微生物を広範囲に拡散させ、マイクロバブルの曝気効果により活性化させるため、次のようなメリットがあります。
1:少ない微生物の投与量で最大限の浄化効果を生む。
2:マイクロバブル発生により、水の淀み(死水)をなくし、嫌気的腐敗(臭)を防止する。
なお、微生物拡散装置の利用には電力(消費電力(出力)最大の物で0.75~1.5kW)を使用する必要があり、タイマーにより制御します。電力源として、太陽電池、風力発電とを組み合わせたハイブリット方式の製作もご相談の上、対応可能です。